ユニフォームに特化した、トータル・メンテナンス・リースシステムです。
白衣サービスとは病院内で使用する看護衣などのユニフォーム、患者衣等を最適な制菌加工繊維を用いて縫製し、独自に開発した布ラベル(データコード登載)によりクリーニング、リフォーム、納品/回収、そして個別の物件情報管理までを、一貫して管理・運用するシステムです。
過去の掲載情報をご参考までに掲載しております。
白衣サービスとは病院内で使用する看護衣などのユニフォーム、患者衣等を最適な制菌加工繊維を用いて縫製し、独自に開発した布ラベル(データコード登載)によりクリーニング、リフォーム、納品/回収、そして個別の物件情報管理までを、一貫して管理・運用するシステムです。
細菌の拡散を最小限に抑えます。軽度ではありますが、日常の病院業務での使用済ユニフォーム等が一カ所に集められ、それが院内を搬送される状況は決して衛生的とはいえません。そこで、より衛生的に、より効率良くユニフォーム等をご使用いただくために、IC-BOX【実用新案取得・登録第30316875号】を考案・開発しました。これにより、クローズドな状態で院内での保管ができるほか、使用済品は細菌を拡散する事なく運搬できて衛生的です。
ユニフォーム等の納品/回収に使用。サイズは幅50cm、奥行き45cm、高さ140cmで1BOXに約30~35人分のユニフォームを納めることができます。納品したすべてのユニフォームが引き取られたら、反転させて回収BOXとしてご利用いただけます。キャスター付きのため移動・反転も容易です。
看護衣等のユニフォームは、たたみ納品よりシワになりにくいハンガー納品。1枚ずつハンガーに掛けられた洗濯済のユニフォームはIC-BOXに納められ病院へ納品、設置されます。使用者は事前に指定された番号のIC-BOXから、自分のユニフォームを引き取るだけです。
納品した物件がすべて引き取られてIC-BOXが空になったら反転していただき、今度は使用済ユニフォームを投入する回収箱として使用。また、更衣室等の廊下に設置しても移動可能なため消防法にも抵触しません。
「IC-BOXでのハンガー納品」「各自で引き取り」「反転して回収箱へ切り替える」この操作により、回収専用の部屋を別に用意して、使用済ユニフォームを回収まで保管しておく必要がなくなります。IC-BOXによる納品/回収はユニフォームを衛生的に搬送でき、感染対策にも有効です。
使用済ユニフォームが投入されたIC-BOXはメンテナンス工場に搬送され、次回の納品箱として使用するため清掃・消毒されます。
高品質・制菌加工生地を紡績メーカーと共同開発。
4年のリース期間での酷使に耐えることを前提にした生地を紡績メーカーと共同開発。使用している生地は『制菌加工繊維』『透け防止糸使用』『静電糸使用』の機能性繊維で、厳しい条件の商業洗濯120回にも抗菌性能の低下がほとんどなく、生地そのものにもヘタリのない高品質生地を使用しています。
実務を考えたデザインを重視しています。
リース物件のユニフォームは、現場で実際に使用する多数の医療従業員の方々の声を参考にデザインしています。ポケットの強度、胴まわりのゆとり、動きやすさはもちろん、優しさと清潔さを兼ね備え、ファッショナブルな中にも、日常の業務に適切な機能を持つデザインです。
デザインは機能性を重視し優しさを兼ね備えたフォルム。
ユニフォームの制菌加工繊維に使用されている脂肪族イミド系抗菌剤KY-88は、既知の化学物質で日本、米国で認可されており安全性は確立されています。
御案内の制菌加工繊維製品は抗菌剤KY-88が高度なコーティング技術(特許出願中)により繊維表面に定着してあり、洗濯により溶出することなく商業洗濯120回にも耐えられる耐洗濯性があります。
さらに繊維表面にコーティングされている抗菌剤は安定で、塩素系漂白剤、高圧蒸気、エチレンオキサイドガスによる滅菌消毒を行っても通常の使用に支障をきたすような抗菌性能の失活はありません。
現在、KY-88の抗菌効果は黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎桿菌、枯草菌に対して確認されています。
現在多くのタイプの制菌加工繊維(制菌防臭加工素材)が開発されています。院内感染がマスコミで大きく取り上げられ、センセーショナルに報道された状況の中で登場した“制菌効果のある繊維製品”ですが、抗菌加工繊維製品を使用するだけで院内感染を防止できるでしょうか。
現在販売されている“抗菌効果のある繊維製品”の抗菌効果・安全性試験は、繊維製品衛生加工協議会の自主基準、統一評価法に従って紡績メーカー研究室およびメーカーから依託された試験研究機関で行われ、その抗菌性能、安全性が確認されています。
しかし、“抗菌効果のある繊維製品”が人命をあずかる医療現場で使用されることを前提に考えると、これらの評価データだけでは不十分だと考えます。
制菌加工製品といえども、抗菌性能の過大評価、不適切な使用は汚染の拡散・伝搬を助長する危険性があります。
そこで、当システムでは、制菌加工繊維を用いたユニフォーム類を、『感染源の拡散・伝搬を最小限にくいとめる』という効果で、『院内感染予防対策を補完する製品』と位置づけ、医療現場での使用状況をふまえた上で抗菌性能等を明確にする必要があると考えます。
『院内感染予防対策を補完する製品』を病院にご提案する以上、北海道大学医学部臨床検査医学講座と共同研究体制を組み、さらに北大医学部付属病院、旭川医科大学付属病院看護部のご協力を得て、制菌加工製品の検証を行いました。
撮影:北海道大学医学部中央研究部
監修:北海道大学医学部臨床検査医学講座
独自の二次元データコード・ラベルを開発。ユニフォームの情報管理も万全です。
ホスト・コンピュータでの一元管理体制。
各々のユニフォームに貼付したデータコード・ラベルによって、個人別リース物件(=ユニフォーム)貸与のデータベースを作成。これをもとに、抗菌効果保全のためのクリーニング回数チェックはもちろん、回収/納品の確認、使用状況(補修・交換)など、個々のリース物件管理はすべて当システムが行います。
ユニフォーム管理業務がなくなります。
独自に開発したデータコードラベルによりホスト・コンピュータで一元管理しますので、発注、貸与、予備在庫、クリーニング代金など事務処理、管理業務が不要になります。
利用状況は明細リストで一覧に。
クリーニングの回収/納品ごとに明細リストを作成。毎月のリース使用状況を明細リストで一覧にしてご報告いたします。また、職員の入退職による契約内容の変更もデータベース上で即座に変更いたします。
入退職にともなう予備在庫、中古在庫管理業務も必要ありません。
退職者の物品は引き取ります。
クリーニングやリフォームの依頼も簡便です。
月の在籍人数制によって正確に計算されるので、余分な経費はかかりません。
当システムは、個々のリース物件(=ユニフォーム)についてコンピュータによる情報管理を行うこととし、120回の商業洗濯にも耐え得るラベルを研究開発し、2000字の情報をメモリーすることのできる二次元データコードをユニフォームに取り付けました。
これを読み取ることで、病院名・使用者名・物件名や洗濯回数を正確に把握することが可能となり、ユニフォームの効率的な運用や安定した性能保持が実現でき、物件データベースを保持することで唯一、リース契約が可能となりました。
また、データベースにより徹底した物件管理を行いますので、ユニフォーム行方不明等のトラブル、問合せにはいつでも対応可能です。回収/納品時の病院職員の立ち合いはもちろん、職員の入退職にともなう被服の新品在庫のストック、中古在庫の保管・管理は一切不要です。
この情報管理システムにより、職員の入退職による物件の異動の把握、在籍人数制による正確なリース料金の計算ができます。
データコードで洗濯回数をチェックし抗菌性能を正確に把握するとともに、医療スタッフに対し感染予防対策の意識の啓蒙を、患者や外来者に対してはホスピタル・アメニティの向上を目指していることを積極的にアピールすることができます。
独自の布ラベルは、モザイク模様状に印刷された「二次元データコード」により2000字にもおよぶ情報をメモリーすることを可能にし、目視でのユニフォーム選別を実現しました。